今週の読書
時代小説でなくては、体が受け付けなくなってしまったような。
テレビは時代劇、映画も時代劇(笑)。
しばらく宇江佐真里さんばかり読んでましたが、最近は、池波正太郎さん、平岩弓枝さんの大御所のほか、諸田玲子さん(お鳥見女房)や北原亞以子さん(慶次郎縁側)にも手を出してます。
今、手に取ってるのが、藤沢周平さんの「たそがれ清兵衛」。
真田広之さんと宮沢りえさんの映画は見てますが、改めて読んでみました。
標題作の「たそがれ清兵衛」のほか、「祝い人助八」など7編が収録されてます。
やっぱり巧いです。
全部の短編が、似たような筋書きなのに、物語世界にどんどん引き込まれていくような感じがします。
それに、普段は全くさえない侍が、実は剣の名手で、大事な時には人知れず大活躍するという全編共通のストーリーが、サラリーマン心を何かくすぐるのかもしれません。
(追記)
藤沢周平さんと似た名前の藤沢周さんという小説家もおられるんですね。
知りませんでした。
ちなみに、こちらは本名だそうです。