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おじさん秀之進の山中リタイヤ生活

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南京大虐殺とシベリア抑留

「南京大虐殺」が世界記憶遺産に登録されたことについて、日本政府が「政治利用」と非難していることに関連して、同じく今回登録された「シベリア抑留」についてはどうなんだろうと思っていたら、案の定。

今日の産経新聞(web)に次のような記事が掲載されてました。

(引用開始)
ロシア、日本の記憶遺産登録の撤回を要求 シベリア抑留資料で 日本は「パンドラの箱を開けた」と非難

【モスクワ=遠藤良介】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に日本のシベリア抑留資料が登録されたことについて、ロシア政府は15日までに、ユネスコの「政治利用」だとして登録の撤回を求める方針を固めた。露ユネスコ国内委員会のオルジョニキゼ書記が国営ロシア通信に対して明らかにした。日本政府は、中国の申請で「南京大虐殺文書」が登録されたことを同様に「政治利用」と批判しており、この問題は日中露が入り乱れる構図となった。

オルジョニキゼ氏は「ユネスコに政治問題を持ち込むことには反対だ」と述べ、日本が登録を申請しないよう事前に申し入れていたことを明らかにした。今後はユネスコと日本政府の双方に登録撤回を働きかけるとしている。

(中略)

オルジョニキゼ氏は、世界記憶遺産をめぐる「パンドラの箱」を開いたのは抑留資料を申請した日本だと批判。ただ、中国の「南京大虐殺」についても「同様のことは多くの国であり、問題は2国間で解決するべきだ」と指摘し、戦争関連の出来事は世界記憶遺産にそぐわないと述べた。

(中略)

菅義偉官房長官は15日の記者会見で、「シベリア抑留の申請は舞鶴市の姉妹都市であるナホトカ市の理解と協力を得ている。広い意味で世界的な重要性があるということでユネスコの委員会から推薦された」と述べ、ロシアと連携して進めているとの見方を示した。

(引用終了)

ナホトカ市の理解と協力を得ているということですが、ロシア政府の理解と協力は得られていたのか、ロシア政府が日本政府に登録を申請しないよう事前に申し入れていたというのは事実なのか、ここは正確なコメントをお願いしたいところです。

今回の中国の行動に対処していくためには、まずは足元をしっかり固めておかなければならないのではないでしょうか。



by hb0926 | 2015-10-16 21:55 | 時事 | Trackback | Comments(0)

食事、健康、読書、モンテディオ等をテーマとして、フツーのおじさんによる山中生活を綴ります。


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