シィービーツァーズもこれで打ち止め(平取町文化的景観への旅)
ポイントがたまり、2,000円分の旅行券に。
もったいないので、どうしようかと思ってたら、お誂え向きに、「三井沙流山林南地区とアイヌ文化伝承地を見よう!」という平取町へのバスツァーがありました。
しかも、料金は2,980円!
自己負担は980円。
平取町は一度行きましたが、見てない所にも行くようなので、これに決めました。
楽しかったバスツァーもこれでホントに最後の最後。
平取町内に入ってから、現地ガイドさんが乗車。
平取町の沙流川流域は、アイヌ文化と開拓の歴史によって作り上げられてきた景観が全国的にも独特で、平成19年に全国で3番目、北海道では初めて、文化財の一つである「重要文化的景観」に選定されているそうです。
なお、景観の重要な要素である林は、三井物産の社有林とのこと。
向こうに見えるのが、アイヌの神が降臨したという伝説の場所だそうです。
ムイノカは、神の妹(妻)が、カムイの世界に帰る時に忘れていったムイ(箕)が岩になって崖面に残ったものとされています。
霧でよく見えませんでしたが、まさに自分たちが眺めてた時、白鳥が飛んできたのにはびっくりしました。
それも、2回も。
あらかじめ言ってくれれば、写真撮れたのに・・・(笑)。
昼食は、びらとり温泉ゆからで、びらとり和牛のすき焼き御膳。
肉も十分に入ってます。
旨味もたっぷり。
美味しいわ、やっぱり。
ただ、御飯は少な目。
同じ思いだったか、おかわりしたオジサンもいたのですが、若い職員さんから100円ですと言われ、「何で最初に言わないんだ。パンフレットにそんなこと書いてあるか。」と言って、突き返してしまいました。
いい年して、100円くらい払ってあげればいいのにね(笑)。
そもそも旅行会社の人ではないんだから、温泉職員に文句言ってもしょうがないでしょう。
午後から、二風谷アイヌ文化博物館見学。
ここは、前回も来た所。
前回と同じ学芸員さんが、前回同様親切に説明してくれました。
学芸員さんの説明が熱を帯び、予定より少し長くなったので、二風谷工芸館を見る時間はほんの少しだけ。
ちょっと高いお土産買っちゃいました。
次は、旧マンロー邸。
マンロー博士は、沙流地域の二風谷に住むたくさんの患者を無料で診察するとともに、アイヌ研究に没頭し、「アイヌの信仰と儀式」などの著作を残した方だそうです。
知りませんでした。
今、この建物は、北海道大学文学部の二風谷研究室として使われています。
建物内部も見学させてもらいましたが、窓は洋風なのに畳の部屋もあり、趣のある建物になっています。
再びびらとり温泉ゆからに戻って入浴。
熱い天然温泉に加えて、大好きな高濃度炭酸のお風呂があり大満足。
ゆっくり暖まらせてもらいました。
お風呂上がりは、平取町名産トマトを利用したトマトジュース。
しつこ過ぎず、さらっとした、純粋な味。
お風呂上がりに、牛乳ではなくトマトジュースもいいのではないでしょうか。
ただ、トマトジュースを飲んだ後は、ビールを飲むわけでもなく、何か食べたいという気にもならず、アミューズメント施設特になく、ちょっと退屈。
滞在時間1時間10分は、ちょっと長かったかも。
最後は、シグびらとりで買物。
この前と同じボロニアソーセージ買って帰ってきました。
(追記)
帰りにトイレ休憩した輪厚PA。
「周辺牧場の追肥散布により異臭が発生しております。」との貼り紙があり、その表現に何か笑ってしまいました。
人間も異臭の素を放出するわけですよね・・・。