アゴラ広場にて
向こうから小さな女の子を連れた親子連れ。
突然、女の子が行き先とは違う方向に歩き出していきます。
何か興味をひくものがあったんでしょうね。
女の子に手を振ってサヨナラと言いながら、方向を変えずに歩いていく親たち。
女の子は動かずに親の行く方をじっと見ています。
ほんの少しだけ時間が経過。
女の子の足から力が抜け、ペタンと座り、両手で顔をおおって、大きな声で泣き始めました。
あわてて駆け寄る親たち。
笑っちゃいました。
でも、それだけではなく、可哀想なような、懐かしいような、微笑ましいような、甘酸っぱいような、微妙な気持ち。
どうしちゃったんでしょう、私(笑)。