奥州統一芋煮の陣(1)
東成瀬村を応援する会です。
入会したからには義理を果たさなければなりません。
東成瀬村から「奥州統一芋煮の陣」というイベントの案内をもらったので、はるばる出かけてきました。
湯沢バスターミナルから路線バスに乗車。
乗客は私1人だけで貸切状態。
何故か運転手さんが私に話しかける、話しかける。
以下、運転手さん曰く。
・田んぼが15町歩あって米を作っても、粗収入は1,500万円で、経費を差し引くと500万円。
一家で働いてもその程度。サラリーマンの方がよほどいい。
・農家は誰かが新しい作物で成功すると、皆がそれに手を出して、だいたい失敗する。
・農機具は高い。1,000万円するのはざら。フォード社製なんてのもある。
農機具はだいたい同じ時期に同じ所がこわれるので、中古を買う人は誰もいない。
新品を買うとオーバーホールだ定期点検だとかで、また金をとられる。
・要するに農家は引き合わない。だから俺はバス運転手やってる。
こんなにしゃべり放題の運転でいいのかい(笑)。
話題は尽きないところでしたが、会場の東成瀬村体育館前に到着。
当日券を買おうと受付に行ったら不在。
もうすぐイベント開始時間なのに。
前に並んでた人が、だから東成瀬村はダメなんだと言って、怒り心頭。
飲食ブースのオバチャンが気を利かせて、受付の人をさがしに行ってくれました。
そしたら、体育館内での出陣式が終わったら来るって。
それじゃ、10時を過ぎちゃうじゃない。
待っててもしょうがないので、出陣式を見に行ってきました。
参加は福島県、秋田県、山形県、宮城県。
いよいよ芋煮の提供開始。
参加料900円(当日券)。
各県が屋外に本陣を構えております。
山形本陣はこんな様子。
もがみ南部商工会青年部の軍団のようです。
(本陣の中でタバコ吸うのはいけないなー)
福島県の芋煮。
豚肉で味噌仕立て。
美味しい豚汁です。
こちらは秋田県の芋煮。
セリときりたんぽが特徴。
(きりたんぽは、サービスだと思うのですが・・・)
味は秋田県民御用達の調味料「味道楽」。
面取りされた芋がとろけそうなくらい美味しい。
まずは福島県と秋田県だけ、先に食べてたら、残りの2県分を食べるために必要な半券が行方不明。
強風で飛んでちゃったのか。
気付きませんでした。
茫然自失となりましたが、受付の人に事情を説明したら、何とか残りの2県分も半券なしで食べられるように配慮してくれました。
有難や~。
言ってみてよかった。
東成瀬村に感謝。
気を取り直して、山形県。
最上牛使用・・・とか。
こちらの芋も面取りされており、美味しい。
味付けは、いわずと知れた「味マルジュウ」。
最後に宮城県。
豚肉で白味噌仕立て。
大根など野菜が入っており、ヘルシー。
芋は丸のままで、ちょっと田舎っぽい感じかも。
どれが一番か。
う~ん、甲乙つけられません。
ただ、一つ言えるのは、4種類を食べ比べなければならないせいか、1種類ごとの量が少なく、何か物足りないこと。
芋煮との関係は全くありませんが、おでんも買って食べちゃいました。
400円。
大根の太さに驚愕!
コンビニでは考えられない太さです。
(2)へ続く。